タロットの大アルカナ22枚|0から21への流れ
更新 ・ 読了の目安 5分
タロットは大アルカナ22枚と小アルカナ56枚に分かれます。このうち大アルカナは、0番の愚者から21番の世界まで番号が振られており、その順番そのものに意味があるとされます。ばらばらの22枚ではなく、ひとつながりの物語として並んでいます。
当サービスの鑑定では、この大アルカナ22枚だけを使っています。小アルカナを含めないのは、枚数を絞ったほうが一枚あたりの意味が濃くなり、初めての方でも読み取りやすくなるためです。
0番の愚者は「まだ何も持っていない状態」
大アルカナの物語は、番号を持たない0の愚者から始まります。何も知らず、何も持たず、これから旅に出ようとしている状態です。無知を表す札ではなく、可能性がまだ限定されていない状態を表すとされます。
この0という番号の置き方が、大アルカナの性格をよく表しています。始まりが1ではなく0であることで、22枚は「積み上げていく道のり」として読めるようになっています。
前半は自分の内側、後半は世界との関わり
おおまかに言うと、前半は個人の資質や身近な関係、後半は社会や大きな流れとの関わりを扱います。番号が進むほど、扱う範囲が広がっていく構成です。
| 番号 | 札 | 扱う範囲 |
|---|---|---|
| 0 | 愚者 | 始まり。まだ何も定まっていない |
| 1〜5 | 魔術師・女教皇ほか | 自分の資質と、身近な導き手 |
| 6〜10 | 恋人・戦車ほか | 選択と、外へ出ていく力 |
| 11〜15 | 正義・吊るされた男ほか | 立ち止まりと、避けられない転換 |
| 16〜21 | 塔・星・月・太陽ほか | 崩壊と再生、そして完成 |
16番の塔で一度大きく崩れ、そこから星・月・太陽と光が戻り、21番の世界で完成する。この後半の流れは、多くの解説書で共通して語られる読み方です。
この並びを一度たどっておくと、個々の札を思い出すときの助けになります。たとえば塔の意味が出てこなくても、星の直前にある札だと分かれば、崩れと再生の境目にあることが見当ついてきます。
位置によって同じ札の意味が変わります
当サービスはケルト十字という並べ方を使い、10の位置それぞれに役割を持たせています。同じ札でも、どの位置に出たかで読み方が変わるのがこのスプレッドの特徴です。
22枚を10の位置に配るため、1回の鑑定では12枚が場に出ません。出なかった札に意味を求める必要はありません。出た10枚だけで読むのが、このスプレッドの作法です。
覚え方のコツ
一枚ずつ意味を暗記しようとすると、22枚は多く感じます。番号の並びを物語として一度たどっておくと、個々の札の意味が前後の札との関係で思い出せるようになります。
実際に引いてみるのがいちばん早い方法です。自分の状況に重ねて考えた札は、解説を読んだだけの札よりはるかに記憶に残ります。
よくある質問
- 小アルカナは使わないのですか?
- 当サービスでは大アルカナ22枚のみを使っています。枚数を絞ることで一枚あたりの意味が濃くなり、初めての方でも読み取りやすくなるためです。
- 同じ札が2回出ることはありますか?
- 1回の鑑定では出ません。22枚をよく混ぜてから10枚を順に配る形なので、同じ札が場に重複することはない仕組みです。
- 大アルカナだけで占えますか?
- 占えます。大アルカナは人生の大きな流れを扱うとされ、単独で用いる読み方も広く行われています。