姓名判断の画数の数え方|天格・人格・地格・総格
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姓名判断は、名前の漢字の画数から運勢の傾向を読む占術です。日本で今の形に整えられたのは大正から昭和にかけてで、熊崎健翁による体系が広く知られています。
考え方はごく単純です。画数を数えて、いくつかのまとまり(格)に分ける。そのまとまりごとの数字に意味を当てる。難しいのは、この「数える」ところに落とし穴が多いことです。
4つの格
「山田 太郎」を例にします。山3画、田5画、太4画、郎9画とします。
| 格 | 計算 | この例 | 示すとされるもの |
|---|---|---|---|
| 天格(てんかく) | 姓のすべての画数の合計 | 3+5=8 | 家系から受け継ぐもの。単独では吉凶を見ない |
| 人格(じんかく) | 姓の最後の字+名の最初の字 | 5+4=9 | 性格の中心。最も重視される |
| 地格(ちかく) | 名のすべての画数の合計 | 4+9=13 | 生まれ持った素質。若い頃に強く出る |
| 総格(そうかく) | 姓名すべての画数の合計 | 3+5+4+9=21 | 人生全体、特に晩年の傾向 |
流派によっては、天格と地格を足した「外格」(対人関係を見る)を加えて五格とします。本サービスは4つの格で扱っています。
天格は姓だけで決まるため、同じ姓の人は全員同じになります。そのため単独では吉凶を判断しないのが通例です。
画数の数え方で迷いやすいところ
旧字体で数えるのか、新字体で数えるのか
ここが最大の分岐点です。姓名判断の体系ができたのは旧字体の時代でした。そのため「本来の字である旧字体で数える」という流派と、「今その人が使っている字で数える」という流派に分かれます。
たとえば「沢」は7画ですが、旧字体の「澤」は16画です。どちらで数えるかで、格の数字が9も変わります。どちらが正しいという決着はついていません。
本サービスは、戸籍や日常で実際に使われている字の画数で数えます。今その名前で呼ばれ、その字を書いて生きている、という事実を基準にするという考え方です。
部首は特別に数える流派がある
さんずい(氵)を3画ではなく「水」の4画として数える、りっしんべん(忄)を「心」の4画として数える、といった流派があります。手偏、月(にくづき)なども同様です。
本サービスはこの特殊な数え方を採らず、字典の画数をそのまま使います。方式を混ぜると結果の再現性がなくなるためです。
「々」はどう数えるか
「佐々木」のような繰り返し記号は、直前の字の画数を受け継ぎます。佐が7画なので、々も7画。合計で7+7+4=18画です。記号そのものに画数を割り当てるのではありません。
異体字|﨑・髙・𠮷
「山﨑」の﨑、「髙橋」の髙、「𠮷田」の𠮷。これらは常用の字とは別の文字として扱われますが、画数辞典に載っていないことが多く、システムによっては数えられずに落ちてしまいます。
本サービスでは、これらを元の字(崎・高・吉)の画数で数えたうえで、「異体字として数えた」という注記を必ず表示します。黙って別の字に置き換えないためです。
画数の吉凶
格の数字には、それぞれ意味が割り当てられています。代表的なものを挙げます。
| 数 | 一般的な解釈 |
|---|---|
| 1・3・5・6・8 | 堅実に積み上がる数とされる |
| 11・13・15・16 | 人に恵まれ、まとめ役になる数とされる |
| 21・23・24 | 自分から道を切り開く数とされる |
| 31・32・33 | 力の大きい数。使い方が問われるとされる |
| 9・10・19・20 | 波が大きい数とされる。凶とする流派が多い |
ただし、この吉凶の割り当ても流派によって違います。同じ数を吉とする本と凶とする本が両方存在します。ひとつの解釈を絶対視しないほうが健全です。
姓名判断との付き合い方
画数が悪いと出ても、名前を変える必要はありません。姓名判断は名前を裁く道具ではなく、自分の傾向を言葉にするための一つの手がかりです。結婚や改名で姓が変われば格も変わりますが、その人が変わるわけではありません。
よくある質問
- ひらがな・カタカナの名前はどう数えますか?
- 字形の画数をそのまま数えます。「あ」は3画、「ア」は2画といった具合です。ただし数え方には流派差があります。
- ミドルネームや外国語の名前は占えますか?
- 姓名判断は漢字の画数を前提とした体系のため、ローマ字表記の名前には適用しにくい占術です。本サービスは漢字・かなを対象としています。
- 結婚して姓が変わったら、運勢も変わりますか?
- 姓が変われば天格・人格・総格が変わるため、姓名判断上の数字は変わります。ただし地格(名前だけの画数)は変わりません。