タロットの逆位置|正位置とどう読み分けるか

更新 ・ 読了の目安 5

けんたあおいさん、タロットで逆位置が出ると身構えてしまうんですが、あれは悪い意味と考えていいんですか。
あおいいいえ、そう単純ではありません。逆位置は正位置の反対ではなく、同じ性質が別の形で出ている状態と捉えるのが一般的です。ここを取り違えると、読み方が大きくずれてしまいます。

タロットは並べたときの向きによって、正位置と逆位置に分かれます。多くの解説書では、正位置がその札の性質がまっすぐ働いている状態、逆位置がその性質が過剰になっている、あるいはまだ動き出していない状態として説明されます。

逆位置は「反対」ではなく「別の出方」

たとえば力強さを表す札が逆位置で出たとき、それは弱さを意味するとは限りません。力が過剰に働いている、あるいは使いどころを誤っている、という読み方をすることもあります。同じ性質のまま、出方が変わっているだけです。

けんた反対の意味を覚え直す必要はないということですか。
あおいそのとおりです。22枚それぞれに正逆2つの意味を暗記するのは大変ですが、正位置の性質を押さえておけば、逆位置はその応用として読めます。覚える量は実質半分で済みます。
向きよくある捉え方注意点
正位置その札の性質がまっすぐ働いている良いことばかりとは限らない
逆位置過剰、あるいはまだ動いていない悪い意味と決めつけない

当サービスでの向きの決め方

当サービスでは、10枚それぞれの向きをサーバー側で決めています。正位置と逆位置は同じ確率で、どちらかに偏らないようにしてあります。引き直したり、向きを変えたりすることはできません。

向きを引き直せない仕組みにしているのは、偶然から読み取るという前提を守るためです。気に入らない向きが出たときに変えられるなら、そもそも偶然に意味を見出す占いとして成り立たなくなります。

逆位置を使わない流派もあります。すべて正位置として読む方法も広く行われており、どちらが正しいというものではありません。当サービスは向きを使う側の作法を採っています。

位置と向きは別のもの

混同されやすいのですが、ケルト十字の「位置」と札の「向き」は別の話です。位置は10か所それぞれの役割、向きはその札の出方を表します。読むときは、まず位置の役割を確かめ、次に向きを見る順番がおすすめです。

たとえば「課題・障害」の位置に力強い札が逆位置で出たとしましょう。この場合、障害そのものが弱いというより、こちらの力の使い方がまだ定まっていない、という読み方ができます。位置と向きを掛け合わせると、読みの幅が一気に広がります。

慣れないうちは、位置の役割だけを見て、向きは後から足す順番がおすすめです。10か所すべてを同時に読もうとすると、どこから手をつけてよいか分からなくなります。

けんた逆位置が多く出た日は、良くない日ということでしょうか。
あおい枚数で判断しないでください。向きは1枚ごとに独立して決まるので、たまたま偏ることもあります。数を数えるより、どの位置にどの札が出たかを見るほうが読み取れます。

※この記事の相談者は架空の人物です。実在の相談内容ではありません。

よくある質問

逆位置を無視して読んでもいいですか?
構いません。すべて正位置として読む流派もあります。ただし途中で流派を混ぜると解釈が定まらなくなるので、どちらかに統一してください。
逆位置ばかり出るのは何か意味がありますか?
向きは1枚ごとに独立して決まるため、偏ることもあります。枚数そのものに意味を求めず、どの位置に出たかを見てください。
自分で引くとき、向きはどう決めればいいですか?
カードを混ぜる段階で束の一部を回転させておくのが一般的です。並べるときに意図的に向きを変えるのは避けてください。

10枚の向きも含めて読み解きます。無料で、登録もいりません。

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