西洋占星術で出生時刻を聞かない理由|太陽星座までにする判断
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西洋占星術のホロスコープは、生まれた瞬間の空を写した図です。太陽・月・惑星がどの星座にあったか、どの方角から昇っていたかを並べます。この図を正確に描くには、生年月日だけでなく、生まれた時刻と場所が必要になります。
当サービスは、その時刻と場所をお聞きしていません。そのため、ホロスコープの全体を描くことはしていません。扱うのは太陽星座までです。
時刻がないと何が出せないのか
出せるものと出せないものは、天体の動く速さで決まります。太陽は1日に約1度しか動きません。ですから、日付さえ分かれば、どの星座にいたかはほぼ決まります。
一方で月は、1日に約13度も動きます。星座ひとつぶんが30度ですから、2日半ほどで次の星座へ移る計算です。生まれた日の朝と夜で星座が変わっている日も珍しくありません。
| 見るもの | 必要なもの | 当サービスの扱い |
|---|---|---|
| 太陽星座 | 生年月日 | 出します |
| 月星座 | 生年月日と、おおよその時刻 | 出しません |
| アセンダント | 生年月日と、正確な時刻と場所 | 出しません |
| 各惑星の配置 | 生年月日と、正確な時刻と場所 | 出しません |
アセンダントは、生まれた瞬間に東の地平線から昇っていた星座です。地球は4分で1度回るので、時刻が10分ずれれば結果も動きます。場所が違えば地平線の向きも変わります。推測では出せません。
うろ覚えの時刻で月星座やアセンダントを出すと、外れた人にはその解釈が最後まで付いて回ります。当たらない鑑定を渡すより、出せないものは出さないほうが誠実だと考えました。
太陽星座から読んでいること
太陽星座が決まると、そこに紐づく情報がいくつか出てきます。当サービスでは、エレメント・三区分・支配星の3つを結果に添えています。
| 区分 | 中身 | 示すとされるもの |
|---|---|---|
| エレメント | 火・地・風・水の4つ | 物事への向き合い方の傾向 |
| 三区分 | 活動・不動・柔軟の3つ | 動き出し方と、続け方の癖 |
| 支配星 | 星座ごとに決まった天体 | その星座の性質を象徴する天体 |
12の星座は、この4つと3つの組み合わせで過不足なく並びます。4かける3で12です。星座を1つずつ覚えなくても、エレメントと三区分が分かれば性質の見当がつくようになっています。
1つの星座から、5つの分野を読み分けています
太陽星座は1人につき1つしかありません。それなのに当サービスの結果画面には、全体運・人間関係・仕事運・恋愛運・家庭運の5つが並びます。同じ星座から、どうやって5つを出しているのでしょうか。
答えは、同じ性質を分野ごとに違う角度から当てているからです。星座が変わるのではなく、見る場所を変えています。
たとえば山羊座の「階段を上る」という性質なら、全体運では生き方全体の傾きとして、仕事運では物事の進め方として、恋愛運では心の向け方として読みます。同じ一本の芯を、5つの場面に当てはめている形です。
この割り当てはあらかじめ決めてあり、引き直すたびに変わることはありません。同じ生年月日なら、いつ見ても同じ角度から読まれます。
四柱推命の五行とは別の体系です
西洋占星術のエレメントは火・地・風・水の4つです。四柱推命や九星気学で使う五行は木・火・土・金・水の5つで、数も対応も違います。名前が似ているので混ざりやすいところです。
当サービスでは、この2つを結果画面でも分けて表示しています。相性の判定に使っているのは五行のほうで、エレメントは相性計算には使っていません。
※この記事の相談者は架空の人物です。実在の相談内容ではありません。
よくある質問
- 出生時刻が分かれば月星座も出してもらえますか?
- 現在は対応していません。時刻を入力していただく画面そのものを設けていないためです。将来的に扱う場合も、うろ覚えの時刻では精度が出ないことをお伝えしたうえでの対応になります。
- 星占いの雑誌に載っているのは太陽星座ですか?
- はい。一般に「何座」と呼ばれているものは太陽星座を指します。当サービスが出しているものと同じ区分です。
- 生まれた場所は日本以外でも大丈夫ですか?
- 太陽星座の判定は日本時間の正午を基準にしています。海外で生まれた方は、日付の変わり目に近い時刻だと結果が前後することがあります。